法律事務所のホームぺージを個人で自作するには?

弁護士ホームページ
Website Homepage Responsive Design Ideas Concept

法律事務所にとって、相談者・依頼者への名刺代わりとなるのが公式ホームページです。

法律事務所のホームページは、業者に依頼して作成するとスムーズですが、弁護士先生ご自身で作成することも可能です。
インターネットを通じて効果的に集客するためにも、閲覧者への目に留まりやすさやユーザビリティを意識したサイト設計を行い、充実したホームぺージを完成させましょう。

この記事では、法律事務所のホームぺージを弁護士自ら、個人で自作する場合の方法について解説します。

法律事務所ホームぺージを自作する場合、CMSかブログを活用しよう

現在では、専門的なプログラミングの知識などを必要とせず、簡単にホームぺージを自作することができる便利なツールが多数存在します。

法律事務所のホームぺージを自作する場合には、CMSツールかブログツールのいずれかを活用すると良いでしょう。

CMSとは?

CMSとは、「Contents Management System」の略で、ウェブコンテンツを構成するテキスト・画像・デザインに関する情報などを一元的に保存・管理するシステムを指します。

要するに、ホームぺージ上に掲載する文章や画像、デザインなどの情報を一つのシステムにすべて登録すると、あとはそのシステムに自動的に適用されるルールに従ってサイトが構築され、簡単に見栄えの良いホームぺージが完成するということです。

CMSツールを利用すると、ホームぺージ制作に関する専門的知識がなくても、簡単にホームページが自作できるため、非常に便利です。

ブログにもさまざまな活用方法がある

ブログと聞くと、日記のようなものをイメージされる方が多いかもしれません。

しかし、今のブログツールは非常に自由度が高く、WordPressを中心として、企業のホームページ制作などにも頻繁に活用されています。

また、公式ホームページとしての体裁にこだわらず、従来型のブログを法律事務所の案内用に活用することもできます。

このように、ブログには非常に幅広い活用方法があるので、ニーズに応じて使い分けると良いでしょう。

個人法律事務所向けおすすめCMSツール

法律事務所のホームぺージを個人で自作する際に、使い勝手の良いCMSツールを紹介します。

Studio

WEB制作を、ノーコードで。というサービスで展開されているサービスです。

何よりも、テンプレートのデザインが洗練されており、他のツールより、見た目がきれいであることが挙げられます。

特別なプログラムの知識もなくても、サイトが制作されるのが魅力と言えるでしょう。

最近は、CMS機能も追加されております。

参考:https://studio.design/ja/

Wix

Wixは、イスラエル発のホームページ作成用CMSサービスで、世界的にも数多くの利用者が存在します。

テンプレートや写真素材も豊富に揃えており、デザイン性の高いホームページを作成することができます。

非常に機能が豊富なので、ホームページを利用した集客を強化したいという弁護士の方には、こだわったホームページの作成ができるVixは利用価値が高いでしょう。

参考:https://ja.wix.com/

Jimdo

Jimdoは、ドイツ発のホームぺージ作成用CMSサービスです。
日本語でのサポートが行われていることもあり、日本国内でのシェアはかなり高くなっています。

Jimdoでのホームページ作成は非常にシンプルなため、ホームページ制作をとにかく簡単に行いたいという弁護士の方にはおすすめのツールになります。

参考:https://www.jimdo.com/jp/

Ameba Ownd

Ameba Owndは、サイバーエージェントにより2017年から運営されている、比較的新興のCMSサービスです。

SNSとの連携を強く意識した機能・デザインを備えているため、TwitterやInstagramなどのSNSを活用した集客を行いたい弁護士の方には、利用価値の高いサービスといえます。

参考:https://www.amebaownd.com/

個人法律事務所向けおすすめブログツール

次に、弁護士の方が個人でホームページを自作する際におすすめのブログツールを紹介します。

WordPress

WordPressは、ウェブサイト制作について、全世界でもっとも大きなシェアを保っているブログ作成サービスです。

ブログ作成のためのサービスとはいっても、WordPressを用いたサイト作成の自由度は非常に高く、ホームページとしての利用に耐える外観を整えることも十分に可能です。

たとえば弁護士の先生がホームぺージの設計にこだわりたい場合には、CMSツールよりもWordPressを活用した方が、より細部まで作りこむことができるでしょう。

ただし、その分当初の設計や、ホームぺージ立ち上げ後の保守作業が面倒な部分があります。
そのため、必要に応じてホームぺージ作成業者のサポートを得ると良いでしょう。

参考:https://wordpress.com/start/domains

はてなブログ

はてなブログは、基本的には従来型のブログサービスですが、ブログのレイアウトを変更することにより、ホームページのような外観を整えることができます。

利用方法は非常に簡単なので、シンプルにホームページを作りたい弁護士の方には向いているツールといえるでしょう。

また、はてなブログはその設計上、デフォルトでSEO対策に関する機能が組み込まれています。
そのため、Google検索などで上位にホームページを表示させたいというニーズにも十分に応えることができます。

参考:https://hatenablog.com/

note

法律事務所のホームページとは別に、またはそもそもホームページを開設せず、noteというサービスを利用して事務所の案内を行うという方法も考えられます。

noteは、誰でも文章・写真・イラスト・音楽・映像などの作品を配信できるWebサービスです。
投稿内容の自由度の高さや、閲覧の手軽さなどから、近年急速に利用者数を伸ばしています。

noteはサービス全体の利用者数が多く、記事が人気を集めれば爆発的な閲覧者数が見込めるという特長があります。
そのため、うまく活用すれば、法律事務所の認知度を高めることに繋がるでしょう。

参考:https://note.com/

SNSをホームページと併用することでさらなる集客が見込める

公式ホームページを作成することとは別に、最近ではSNSを利用した集客や差別化の重要性が増す傾向にあります。

SNSとは、「Social Networking Service」の略で、利用者同士が相互に交流することのできる会員制のWebサービスをいいます。
市民のリアルな声を吸い上げることができる、利用者に対してダイレクトにアプローチできるなどの側面から、ビジネス上でもSNSの利用価値は非常に高く評価されています。

今後弁護士の先生がインターネットを通じた集客を行う際には、ホームページと併せてSNSも活用していくことが重要になるでしょう。

以下では、弁護士の先生が活用すべきSNSについて紹介します。

Twitter

Twitterは、1投稿当たり140字以内で、日常の雑感などを気軽に投稿できるSNSです。

日本ではTwitterの利用者が非常に多く、またサービスの手軽さも相まって、多くの弁護士の先生がTwitterを利用しています。

Twitterでは「リツイート」という機能を通じて、注目の投稿が数万人規模に拡散されるケースがあるので、弁護士としての認知度の向上に適したツールといえるでしょう。

Facebook

Facebookは実名を原則とするSNSで、文章と写真を中心とした日記の投稿に用いられるケースが多くなっています。

Facebookはフォーマルな投稿にも向いているため、公式ホームページとは別の切り口から、法律事務所の公式情報を発信するためのツールとして非常に有用です。

Instagram

Instagramは、若者を中心に圧倒的な普及を見せるSNSです。

写真を通じたコミュニケーションが中心ですが、ビジネスに関するスライドショーを作成してアップして自社の宣伝をするなどの方法でも活用されています。
弁護士の先生の中にも、法改正や日常の法律に関する疑問について、スライドショーを作成してInstagramにアップしているケースがしばしば見られています。

Instagramは、メディアとしての潜在的な可能性をもっとも高く評価されているサービスの一つといえますので、今後さらに利用価値が高まっていく可能性が高いでしょう。

YouTube

YouTubeは、誰でも利用できる動画の投稿・閲覧サービスです。
最近ではコメント・チャット・チャンネル登録機能の充実や、メンバーシップ機能のリリースなどによって、「動画系SNS」としての存在感を飛躍的に高めています。

YouTubeの利用者数は、近年加速度的に増加しており、投稿者のバリエーションもかなり多彩になっています。
現状、弁護士でYouTubeを積極的に活用している方は少ない印象ですが、うまくチャンネルを運用すれば、世間一般での知名度アップに繋がることは間違いないでしょう。

ホームページ自作に関するよくある質問

ホームページ自作するのに向いているツールは?

  • Wix
  • Jimdo
  • Ameba Ownd
  • WordPress
  • はてなブログ
  • note

などが、無料でホームページを作ることができるツールです。

法律事務所のホームぺージを個人で自作することは可能?

可能です。無料で制作するシステムは世の中に存在します。ただし、SEO対策やアクセス解析、サイトを成長させていくためには、サイトを実際に保有して成長させていったほうが長い目でみて、安全であると言えます。無料ツールは、サービス終了することがあります。

まとめ

現在では、CMSツールやブログツールを活用することによって、個人でも簡単にホームページを自作できるようになっています。
そのため、弁護士が個人でホームページを開設し、SNSなどと併用しながら情報発信・集客をしていくことは、工夫次第で十分可能といえるでしょう。

もしご自身で試行錯誤をするうちに、Webマーケティングに関して専門的なアドバイスを受けたいとお考えになった場合は、当社にコンサルティングをご依頼いただくことも有用かと思います。

当社の弁護士向けホームページ制作サービスでは、さまざまなサービスプランを取り揃えていますので、弁護士先生のニーズに合わせたコンサルティングをご提供することが可能です。

低額から始めていただくことも可能ですので、ぜひお気軽に当社へご相談ください。