法律事務所ホームページで書くべき”質の高いコンテンツ”とは?
弁護士・法律事務所がインターネットを活用してWeb集客するための施策について解説いたします。4つの施策を参考にしなが…[続きを読む]
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近年、司法制度改革が行われて司法試験の合格者が増やされたため若手弁護士の数が増えて、就職が厳しくなっていると言われています。
このようなこともあって、若手弁護士が独立するまでの年数も早まっており、独立する若手弁護士の数も多いです。即独の若手弁護士も増えてきました。
またある人は、弁護士会の登録料を支払い、鞄を買って、名刺や職印も作って、初任給ももらった後に、所属事務所がブラック事務所すぎて、転職しようかなと考える人もいます。
そして求人や採用情報、募集情報を見ているうちに弁護士就職難の実態について書かれている週刊誌の見出しも目に入ってきて、転職するなら独立開業かなという所に思いが至ることもあります。
ところが、アソシエイトや新人若手弁護士がいきなり独立しても、集客が難しく年収も上昇できないことが普通です。
ここで、事務所のホームページを開設すると、とても役立ちます。負け組、勝ち組がはっきりと分かれる場合もあります。
弁護士のカラーに合わせた良いホームページを開設すると、集客が難しいと言われる開業当初から継続的に集客することができるケースが多いです。
そこで今回は、若手弁護士が独立して事務所を開業する場合のホームページ集客のメリットについてご紹介します。
若手弁護士が上手に集客をして事務所経営を成功させるには、法律事務所のホームページを開設する方法が非常に効果的です。その理由・ホームページを開設するメリットについて、以下でご説明します。
1つ目はたくさんの人が目にする、営業をしなくて済むということです。法律事務所のホームページを開設すると、たくさんの人が目にしてくれるというメリットがあります。
法律事務所を開業しても、何の広告も出さなければ、誰もその存在に気づいてくれませんし、事件の依頼が来ることもありません。弁護士会の法律相談に頼ったり、知り合いの弁護士の紹介に頼ったりするしかなくなってしまいます。
かといって、新聞広告などを出しても、その新聞を購読している人が一時的に広告を目にするだけで、さほどの集客効果はありません。たとえばスポーツ新聞であればそのスポーツ新聞を購読する層の人にしか見られませんし、地域の口コミ誌に載せても主婦などにしか見てもらうことが出来ないでしょう。
ここで、インターネット上にホームページを開設すると、より多くの人に見てもらえる可能性が高まります。
現代社会では、世界中の人がインターネットを利用しており、日本でも、パソコンやスマホでほぼ毎日インターネットを利用している人がほとんどです。
インターネットを利用している年代も幅広く、子どもからお年寄りまで、男女問わず多くの人が利用しています。
そこで、インターネット上にホームページで広告を出していれば、このようなあらゆる層の人からアクセスしてもらえて、興味を持ってもらえる可能性があるのです。このようなことは、他の広告媒体にはない強みです。これで足を運んで営業する必要もなくなります。
法律事務所のホームページを開設すると、自分の売りポイントを強調できるメリットもあります。
ホームページを作成する場合、法律事務所の名称だけではなく、どのような事件に特に力を入れているか(得意分野)や、弁護士の姿勢、特徴、プロフィールなどを詳しく載せて、事務所の特徴を強調することができます。
たとえば交通事故や債務整理、ネット問題、離婚相続、男女トラブル、労務問題など法律問題はさまざまです。
このようなたくさんの法律トラブルの中で、特に得意としている分野があれば、それを強調した内容のホームページを作ると、その分野に強い弁護士を探している人からのアクセスを受けやすくなります。ホームページ上であれば、若手で開業したてであっても、得意分野であればベテランの既存弁護士と張り合うことも可能になります。
また、弁護士のプロフィールやポリシー、考え方などの人柄を伝えることによって、読者に親近感や信頼感を持ってもらうことによって、アクセスをあげることもできます。
たとえば、立派な経歴があればそれだけ信頼も得やすいでしょうし、弱者に寄り添う姿勢などが強調されていれば、「誰にも相談できない」と悩んでいる人からのアクセスも受けやすくなります。
新聞広告などであれば、数センチ四方の枠内におさまる内容しか記載出来ませんが、ホームページであれば、何ページにも及んで最大限弁護士の押しポイントを強調することができます。
このことも、ホームページの大きな強みとなります。
弁護士事務所のホームページを開設した場合、一回記事を掲載して終わり、ということにはなりません。
ホームページは、開設後定期的や非定期的に更新していきます。
記事数はどんどん増えますし、コンテンツもその分充実してきます。
また、弁護士自身がブログで更新していくこともできます。
特に、最近では、wordpressといったブログシステムを利用した弁護士ホームページ制作が主流となり、弁護士先生自身による記事の投稿が可能となりました。
それにより、気軽に情報を発信できたり、タイムリーに時事問題を取り上げたり、そのとき特に力を入れている分野や気になっている内容などを重点的に更新したりすることによって、より効果的に集客することができるようになります。
特に時事ネタはアクセスを簡単に稼げて自分のドメインが強くなるチャンスです。
このように、ホームページを解説すると、更新していくことによって情報を充実させたり、時代や世情に対応した内容を記載したりして、集客に役立てることができるメリットがあります。
ホームページを利用して広告をする場合には、ホームページを閉じない限り永続的に広告をすることができます。
インターネット上の記事は、何の理由もないのに突然閉じられることはないからです。よって、ホームページを開設している限り、永続的に人の目に触れて集客に役立てることができます。
この点、たとえば新聞広告や口コミ誌などの広告なら、その一回の掲載だけで広告が終了してしまいますし、テレビやラジオでもCMの放送期間が終わったら終了してしまいます。
ホームページのようにほとんど永続的に広告を出し続けることができる媒体は実はとても少ないのです。
ホームページがあると、永続的に広告をし続けることができる点も大きなメリットになります。
※ただし、コンテンツマーケティングをしっかりしないとただの名刺型のHPになってしまうので注意してください。コンテンツマーケティングがハマれば仕事がない状況が一気に激務になって嬉しい悲鳴をあげるレベルに到る場合もあります。このクラスになると顧客管理・電話応対などが重要になってきます。このあたりは以下の記事を参考にしてみてください
また、法律事務所のホームページがあると、事務所の信用が高まります。弁護士先生の経歴、取り扱い分野、所属弁護士会や分科会、解決事例など知ることができ、その先生の人柄、仕事の実績を深く知ることができ、信用へとつながります。信用は、まず相手を理解することから始まります。
たとえば、取引先や顧問先にとっても、ホームページがある事務所が相手だと、どのようなスタンスの事務所かがはっきりわかりやすくなって安心ですし、ホームページを元にして、他の会社に紹介してもらうことなどもできやすくなります。
たとえば、顧問先が自分の顧問弁護士としてそのホームページを他社に紹介した場合、紹介を受けた他社がホームページを見て関心を持ち、事務所に連絡を入れてくる可能性もあります。
さらに、事務所のホームページを見た報道機関などが取材の依頼をしてくるケースなどもあります。このように、法律事務所のホームページを作っておくと、事務所の信用が高まったり、広く社会からのアクセスを受けることができるようになったりするメリットがあります。
ホームページ開設のコツ、ポイントとはなんでしょう?ホームページを開設すると、若手弁護士の集客にとても役立ちますが、その場合、どのような内容でも良いと言うことにはなりません。そこで以下では、ホームページ制作の際のポイントをご紹介します。
ホームページの制作の際には、一見してわかりやすい内容にすることが重要です。どれだけ情報が充実していても、どこを見ればその情報があるのかがわからないホームページでは、人に見てもらうことができません。イイ意味で名刺と同じです。
すっきりとしたわかりやすく読みやすいサイト作りをする必要があります。
また、ホームページは親しみやすい内容にすることも重要です。
ホームページを見て連絡してくる人は、はじめての弁護士に相談しようとする人ですから、あまり敷居が高い印象を与えると、連絡に躊躇してしまうおそれがあります。
そこで、ホームページ制作の際には、わかりやすく親しみやすい雰囲気のサイト作りを意識しましょう。
法律事務所のホームページを作る場合、事務所の売りポイントを作ることが重要です。
世間一般の弁護士が、民事事件、刑事事件、企業法務何でも取り扱います、というのでは、インパクトがありませんし、どのような人からも依頼を受けることが難しくなります。
ホームページで集客するには、顧客の対象をある程度絞って事務所の特徴を出していくことが重要になります。
たとえば「交通事故専門」「相続問題専門」「顧問弁護士業務に力を入れている」「特許・著作権問題に強い」「離婚に強い」など、いろいろと押しポイントがあるはずです。得意分野で過去に執筆した本があれば、それも載せておくと信用が高まります。
「何でもやっています」、ということは、裏を返せば「何も得意分野がない」ということになってしまうので、そのようなインパクトの小さいホームページにはならないように注意しましょう。
ホームページを作る場合には、事務所のイメージに合ったサイトを作ることも重要です。弁護士事務所にはそれぞれ特徴があります。男性弁護士の事務所も女性弁護士の事務所もありますし、個人をメインターゲットにした事務所も企業をメインターゲットにした事務所もあります。
このように、事務所のカラーに応じて相談してくる人も変わります。
そこで、ホームページを作成するためには、それぞれの事務所の雰囲気に合ったサイト作りをする必要があります。
たとえばちょっと固めの印象にするのか、親しみやすさを強調するのか、柔らかい雰囲気をだすのかしっかりした雰囲気を出すのか、ロゴデザインをどうするかなども問題になります。
このようなサイトイメージについては、ホームページ業者と相談しながら決めていくことになりますので、ホームページ制作の際にはホームページ業者選びも重要です。
ホームページを制作する場合、そのホームページを見た人から法律相談の予約の連絡を入れてもらうことが目的です。
よって、ホームページから事務所に連絡をしやすい環境を作っておくことが重要です。
「いつでも気軽にご連絡ください」など、気軽に相談を促す内容を入れることはもちろんのこと、わかりやすい位置に電話番号を記載しておくこと、お問い合わせフォームを作っておくこと、メールアドレスや営業時間、営業日を記載しておくことなどが望ましいです。
いかにすばらしいホームページを作って、それを見た人が「相談したい」と思っても、具体的にどのようにして事務所に連絡すればよいかわからないのでは、何の意味もありません。
ホームページを開設する際には、気になった人がすぐにでも事務所に連絡を入れられるように、連絡方法をわかりやすく明記しておく必要があります。
上記を踏まえて、効果的なホームページを作るには、専門の業者に依頼する、自作するという方法があります。独立時は、あまり費用をかけずに事務所を立ち上げたいと考える弁護士先生もすくなくないでしょう。
その場合は、自作でホームページを作ることも可能ですので、下記の記事を参考にしてください。
ただ、時間も限られている、効果を短期間で上げたい場合は、当社に依頼いただければ、効率的かと思いますので、一度ご相談ください。
若手弁護士が独立開業をするなら、独立後の集客問題を避けて通ることはできません。
近年の司法制度改革によって、司法試験合格者が大幅に増加したため、若手弁護士の独立件数がとても増えています。司法修習生の就職が厳しくなったため、弁護士登録をしてすぐに独立する「即独」などという言葉もすっかり定着してしまいました。
即独ではなくても、弁護士登録後、日が浅いままで早期に独立するイソ弁、アソシエイト弁護士も多いです。
このように、今では多くの若手弁護士がどんどん独立開業している状態なので、若手弁護士間での競争も激しくなっている現状があります。
若手弁護士が独立開業した場合、いろいろな問題に直面します。
今までは、事務所の先輩弁護士や所長弁護士にアドバイスをもらったり相談したりすることができましたが、独立したら、基本的にすべて1人で処理する必要が出てきますし、すべての事件の責任を自分1人でかぶらなければならないので、負担も大きくなります。
中でも、もっとも大きな問題が集客の問題です。激務で大変!とはならず「仕事がない」状況となる場合があります。
今までは、勤務先の事務所が集客してくれていたので、自分では集客する必要がありませんでしたが、独立したらそうはいきません。すべての集客は自分一人でしなければなりませんし、依頼者がいなければ報酬が入ってこないので、事務所の経営・売上がたちまち苦しくなってしまいます。
司法制度改革が起こって弁護士の数が増える前から、若手弁護士が独立した場合には集客の問題を抱えることが普通でしたが、現在のように多くの若手弁護士が独立開業するようになると、集客の問題はさらにシビアになります。年収が減り、儲からない、食べていけない、廃業へ一直線となる場合もあります。
また既存の事務所との集客争いだけではなく、独立開業をした若手弁護士同士でも顧客の取り合いが起こります。同じエリアでもたくさんの弁護士が独立開業するので、競争が起こってしまうからです。
司法制度改革前なら、若手弁護士が独立した場合には、しばらくの間弁護士会の法律相談業務やそこからの依頼、知り合いの弁護士からの紹介などでつないでいくことなどもできましたが、今後はそのようなことも難しくなります。
そこで、若手弁護士が独立開業して事務所を維持していくためには、いかに上手に集客をするかということがポイントになります。
大きくわけて5つあります。
があります。
弁護士登録して、5年~10年で独立される方が、日弁連の統計をみていても多いです。人脈ができる、顧客の基盤ができるなど、独立する必要な経営基盤ができあがるのに5年程度かかるということだと考えられます。もちろん、それより早く独立できる方もいるでしょう。
今回は、若手弁護士が独立開業、即独する場合にホームページを開設する必要性とメリットについて解説しました。
現在、弁護士の人数が増えたことなどによって、若手弁護士の独立開業が増えています。そこで、若手弁護士が集客する方法を考える必要があり、ホームページを開設することが役立ちます。
ホームページを開設すると、あらゆる年代や層の人に見てもらえますし、常に新しい情報を発信して、自分の売りポイントなども強調することができます。
ホームページ制作の際には、わかりやすく親しみやすい内容にすること、事務所の特色を出すこと、アクセスしやすい様に連絡手段を明記するなどの配慮が必要です。
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