弁護士が独立開業!ホームページ制作するメリットと制作のコツを解説【2026年版】

弁護士独立開業
この記事の監修者
鈴木潤 上級ウェブ解析士
【現職】 エファタ株式会社 Webディレクター
【専門】 士業向けデジタルマーケティング / 法務知見を活かしたWeb戦略 / 情報セキュリティ / ウェブ解析
【経歴】
・学術背景:早稲田大学 理工学部卒業/早稲田大学大学院 理工学研究科化学専攻修士課程修了
同大学院先進理工学研究科化学・生命化学専攻博士課程満期退学
・キャリア:SEOコンサルタントとして起業後、IT企業にてBCP・ポータルサイト運用を歴任
・現職: 士業特化のWeb制作・解析業務を統括
【保有資格】
・R6行政書士試験合格者(未登録)
・上級ウェブ解析士 / Google アナリティクス認定資格 / IMA検定
・情報セキュリティ管理士 上級
・デジタル推進委員(デジタル庁)
プロフィール

司法制度改革に伴う合格者増、そして「即独(即独立)」という選択肢。若手弁護士を取り巻く環境は、かつてないほど競争が激化しています。せっかく弁護士バッジを手にし、高い登録料を払って一歩踏み出したものの、所属先の労働環境や将来への不安から「転職、あるいは独立」を模索する方は少なくありません。

しかし、勢いだけで独立しても「集客」という壁が立ちはだかります。この壁を突破し、ベテラン勢と対等以上に渡り合うための最強のツールが、戦略的なホームページ(HP)です。

なぜ今、若手こそHPに力を入れるべきなのか。その決定的なメリットを5つのポイントで解説します。

ホームページを開設するメリットとは?

若手弁護士が上手に集客をして事務所経営を成功させるには、法律事務所のホームページを開設する方法が非常に効果的です。その理由・ホームページを開設するメリットについて、以下でご説明します。

メリット1.営業不要の「24時間働く営業マン」を確保できる

独立当初、最も苦労するのが「どうやって自分を知ってもらうか」です。

  • 従来の広告(新聞・タウン誌): 掲載期間が短く、ターゲット層が限定的で費用対効果が低い傾向にあります。
  • ホームページ: スマホ1台で誰もが検索する現代において、HPは日本中(あるいは世界中)の潜在顧客とあなたを繋ぎます。

一度構築してしまえば、あなたが寝ている間も、相談を検討しているユーザーに対して「ここに専門家がいますよ」とアピールし続けてくれます。足で稼ぐ営業から解放され、弁護士の本分である実務に集中できる環境が整います。

メリット2.「若手」を武器に変える、ニッチ戦略とブランディング

HPの最大の強みは、情報の深さと専門性の訴求です。

  • 得意分野の強調: 交通事故、ネット誹謗中傷、離婚・相続、労働問題など、特定の分野に特化したコンテンツを作ることで、「その道のスペシャリスト」としての地位を確立できます。
  • ベテランとの差別化: 経験年数では勝てなくても、特定の最新判例や特殊な法律問題への詳しさ、そして「親しみやすさ・熱意」といった人柄を伝えることで、依頼者の心をつかむことが可能です。
  • 親近感の醸成: プロフィールや仕事への想いを丁寧に言語化することで、読者の心理的ハードルを下げ、信頼獲得へと繋げます。

メリット3.ブログ・時事ネタによる「圧倒的なスピード感」

現代のHP運営(特にWordPress等)は、弁護士自身がリアルタイムで情報を発信できるのが特徴です。

  • 時事問題への反応: ニュースになった法的トラブルを即座に解説することで、検索エンジン(SEO)からのアクセス急増を狙えます。
  • 専門知の蓄積: 日々のブログ更新はドメイン(サイトの評価)を強くし、中長期的には「地域名+相談内容」での検索順位を押し上げます。
  • タイムリーな集客: 今、世の中で困っている人が求めている情報をピンポイントで提供できるのは、フットワークの軽い若手ならではの強みです。

メリット4.資産として残り続ける「永続的な広告効果」

Webサイトは、使い捨ての広告媒体とは一線を画す「デジタル資産」です。

  • 長期的なコストパフォーマンス: サーバー代等の維持費はわずかでありながら、掲載し続ける限り集客効果が持続します。
  • コンテンツマーケティングの威力: 有益な記事が増えれば増えるほど、サイトの集客力は加速度的に増していきます。

【注意】 単なる「名刺代わりのサイト」で終わらせないことが重要です。顧客の悩みに答えるコンテンツを充実させれば、仕事が途切れない「勝ち組」への道が開けます。

関連記事
法律事務所ホームページで書くべき”質の高いコンテンツ”とは?
弁護士・法律事務所がインターネットを活用してWeb集客するための施策について解説いたします。4つの施策を参考にしなが…[続きを読む]

メリット5.社会的信用と「紹介」のハブになる

「HPがある」という事実は、現代において最低限の社会的証明です。

  • 紹介の受け皿: 顧問先や知人から誰かを紹介される際、相手は必ず事前にあなたのHPを確認します。その際、しっかりとした実績や方針が記載されていれば、成約率は劇的に高まります。
  • メディア・取材の窓口: 専門性の高い記事を発信していると、テレビや雑誌などの報道機関から取材依頼が届くことも珍しくありません。これがさらなる権威付け(ブランディング)となります。

独立開業したての若手弁護士にとって、HPは単なる宣伝ツールではなく、「弱者の兵法」を具現化する武器です。 デザインや構成にこだわった「勝てるホームページ」を持つことで、集客の悩みから解放され、理想の弁護士像へと近づくことができるでしょう。

もし、具体的なサイト構成や、どのようなキーワードで記事を書くべきかなど、Web戦略の構築についてお悩みであれば、いつでもお手伝いいたします。

弁護士HP開設のコツとは?バッジや鞄、名刺と同じくらい大事。

ホームページ開設のコツ、ポイントとはなんでしょう?ホームページを開設すると、若手弁護士の集客にとても役立ちますが、その場合、どのような内容でも良いと言うことにはなりません。そこで以下では、ホームページ制作の際のポイントをご紹介します。

わかりやすい内容にする

ホームページの制作の際には、一見してわかりやすい内容にすることが重要です。どれだけ情報が充実していても、どこを見ればその情報があるのかがわからないホームページでは、人に見てもらうことができません。イイ意味で名刺と同じです。

すっきりとしたわかりやすく読みやすいサイト作りをする必要があります。

また、ホームページは親しみやすい内容にすることも重要です。

ホームページを見て連絡してくる人は、はじめての弁護士に相談しようとする人ですから、あまり敷居が高い印象を与えると、連絡に躊躇してしまうおそれがあります。

そこで、ホームページ制作の際には、わかりやすく親しみやすい雰囲気のサイト作りを意識しましょう。

事務所の売りポイントを作る

法律事務所のホームページを作る場合、事務所の売りポイントを作ることが重要です。
世間一般の弁護士が、民事事件、刑事事件、企業法務何でも取り扱います、というのでは、インパクトがありませんし、どのような人からも依頼を受けることが難しくなります。

ホームページで集客するには、顧客の対象をある程度絞って事務所の特徴を出していくことが重要になります。
たとえば「交通事故専門」「相続問題専門」「顧問弁護士業務に力を入れている」「特許・著作権問題に強い」「離婚に強い」など、いろいろと押しポイントがあるはずです。得意分野で過去に執筆した本があれば、それも載せておくと信用が高まります。

「何でもやっています」、ということは、裏を返せば「何も得意分野がない」ということになってしまうので、そのようなインパクトの小さいホームページにはならないように注意しましょう。

事務所イメージに合ったホームページを作る

ホームページを作る場合には、事務所のイメージに合ったサイトを作ることも重要です。弁護士事務所にはそれぞれ特徴があります。男性弁護士の事務所も女性弁護士の事務所もありますし、個人をメインターゲットにした事務所も企業をメインターゲットにした事務所もあります。

このように、事務所のカラーに応じて相談してくる人も変わります。

そこで、ホームページを作成するためには、それぞれの事務所の雰囲気に合ったサイト作りをする必要があります。
たとえばちょっと固めの印象にするのか、親しみやすさを強調するのか、柔らかい雰囲気をだすのかしっかりした雰囲気を出すのか、ロゴデザインをどうするかなども問題になります。

このようなサイトイメージについては、ホームページ業者と相談しながら決めていくことになりますので、ホームページ制作の際にはホームページ業者選びも重要です。

連絡しやすい環境を作る

ホームページを制作する場合、そのホームページを見た人から法律相談の予約の連絡を入れてもらうことが目的です。
よって、ホームページから事務所に連絡をしやすい環境を作っておくことが重要です。

「いつでも気軽にご連絡ください」など、気軽に相談を促す内容を入れることはもちろんのこと、わかりやすい位置に電話番号を記載しておくこと、お問い合わせフォームを作っておくこと、メールアドレスや営業時間、営業日を記載しておくことなどが望ましいです。

いかにすばらしいホームページを作って、それを見た人が「相談したい」と思っても、具体的にどのようにして事務所に連絡すればよいかわからないのでは、何の意味もありません。

ホームページを開設する際には、気になった人がすぐにでも事務所に連絡を入れられるように、連絡方法をわかりやすく明記しておく必要があります。

ホームページの作り方

上記を踏まえて、効果的なホームページを作るには、専門の業者に依頼する、自作するという方法があります。独立時は、あまり費用をかけずに事務所を立ち上げたいと考える弁護士先生もすくなくないでしょう。

その場合は、自作でホームページを作ることも可能ですので、下記の記事を参考にしてください。

関連記事
法律事務所のホームぺージを個人で自作するには?
法律事務所にとって、相談者・依頼者への名刺代わりとなるのが公式ホームページです。この記事では、法律事務所のホームぺー…[続きを読む]

ただ、時間も限られている、効果を短期間で上げたい場合は、当社に依頼いただければ、効率的かと思いますので、一度ご相談ください。

若手弁護士の独立開業・即独が増えているってホント?

若手弁護士が独立開業をするなら、独立後の集客問題を避けて通ることはできません。

近年の司法制度改革によって、司法試験合格者が大幅に増加したため、若手弁護士の独立件数がとても増えています。司法修習生の就職が厳しくなったため、弁護士登録をしてすぐに独立する「即独」などという言葉もすっかり定着してしまいました。

即独ではなくても、弁護士登録後、日が浅いままで早期に独立するイソ弁、アソシエイト弁護士も多いです。

このように、今では多くの若手弁護士がどんどん独立開業している状態なので、若手弁護士間での競争も激しくなっている現状があります。

若手弁護士が独立開業して直面する問題とは?

若手弁護士が独立開業した場合、いろいろな問題に直面します。

今までは、事務所の先輩弁護士や所長弁護士にアドバイスをもらったり相談したりすることができましたが、独立したら、基本的にすべて1人で処理する必要が出てきますし、すべての事件の責任を自分1人でかぶらなければならないので、負担も大きくなります。

中でも、もっとも大きな問題が集客の問題です。激務で大変!とはならず「仕事がない」状況となる場合があります。

今までは、勤務先の事務所が集客してくれていたので、自分では集客する必要がありませんでしたが、独立したらそうはいきません。すべての集客は自分一人でしなければなりませんし、依頼者がいなければ報酬が入ってこないので、事務所の経営・売上がたちまち苦しくなってしまいます。

司法制度改革が起こって弁護士の数が増える前から、若手弁護士が独立した場合には集客の問題を抱えることが普通でしたが、現在のように多くの若手弁護士が独立開業するようになると、集客の問題はさらにシビアになります。年収が減り、儲からない、食べていけない、廃業へ一直線となる場合もあります。

また既存の事務所との集客争いだけではなく、独立開業をした若手弁護士同士でも顧客の取り合いが起こります。同じエリアでもたくさんの弁護士が独立開業するので、競争が起こってしまうからです。

司法制度改革前なら、若手弁護士が独立した場合には、しばらくの間弁護士会の法律相談業務やそこからの依頼、知り合いの弁護士からの紹介などでつないでいくことなどもできましたが、今後はそのようなことも難しくなります。

そこで、若手弁護士が独立開業して事務所を維持していくためには、いかに上手に集客をするかということがポイントになります。

関連記事
弁護士が失敗せずに独立開業のために必ず知っておくべき8つのポイント
上手に弁護士事務所の開業を成功させるには、弁護士独立の際の注意点を知っておく必要があります。そこで今回は、弁護士が独…[続きを読む]

弁護士がホームページ制作に関するよくある質問

弁護士がホームページを開設するメリットは?

大きくわけて5つあります。

  1. たくさんの人が目にする、営業をしなくて済む
  2. 自分の売りポイント・得意分野を強調できる
  3. ブログなどで最新情報をタイムリーに気軽に発信できる
  4. 永続的に広告ができる
  5. 信用が高まる

があります。

 

弁護士が独立する最適なタイミングは?

弁護士登録して、5年~10年で独立される方が、日弁連の統計をみていても多いです。人脈ができる、顧客の基盤ができるなど、独立する必要な経営基盤ができあがるのに5年程度かかるということだと考えられます。もちろん、それより早く独立できる方もいるでしょう。

まとめ

今回は、若手弁護士が独立開業、即独する場合にホームページを開設する必要性とメリットについて解説しました。

現在、弁護士の人数が増えたことなどによって、若手弁護士の独立開業が増えています。そこで、若手弁護士が集客する方法を考える必要があり、ホームページを開設することが役立ちます。

ホームページを開設すると、あらゆる年代や層の人に見てもらえますし、常に新しい情報を発信して、自分の売りポイントなども強調することができます。

ホームページ制作の際には、わかりやすく親しみやすい内容にすること、事務所の特色を出すこと、アクセスしやすい様に連絡手段を明記するなどの配慮が必要です。

お蔭様で、現在、当ホームページを通して、多くの方に弁護士ホームページ集客に関するお問い合わせを頂いております。弁護士ホームページ制作/集客に、ご興味/ご関心がある、もっと弁護士ホームページについて知りたい、という方は、当社が提供する無料相談をご利用ください。