弁護士の選び方とは?相談者が意識するポイントを解説【重要】

弁護士独立開業
弁護士選び方

これから弁護士に相談・依頼しようとする人は、インターネット上で相談先・依頼先候補の弁護士を探すというパターンが非常に多くなっています。

そのため、公式ホームページにおいて弁護士としての強み費用を効果的にアピールすることは、弁護士事務所の集客力に直接影響してきます。

インターネットで弁護士を探す潜在顧客は、どのようなポイントに着目して弁護士を選ぼうとしているのでしょうか。

実際には、その人が抱えている問題の内容などによって、弁護士に何を求めるかはさまざまです。
しかし、ある程度共通して顧客が弁護士に求めていることを意識しながらホームページを作成すれば、幅広い潜在顧客に対するアピールに繋がるでしょう。

この記事では、顧客が弁護士を選ぶ際に意識しているポイントを中心に、弁護士事務所のホームぺージを作成する際の注意点について解説します。

顧客の目を引く弁護士の強みとは

顧客から求められる弁護士であるためには、法律の専門家であることに付け加えて、顧客にアピールできる特徴・強みを持っていなければなりません。

特に弁護士の「サービス業」としての側面が強まっている昨今では、顧客に対して効果的に弁護士の強みを訴求することは非常に重要です。

以下では、ある程度どんな案件にも共通して、潜在顧客の目を引きやすい弁護士の強みの具体例を見ていきましょう。

弁護士としての経験・実績

弁護士として数多くの法律事件を取り扱ってきたという経験があれば、顧客の側としても安心して弁護士に依頼できます。

また、単純に経験年数が長いというだけでなく、実際に複雑な事件を解決に導いた実績などを効果的にアピールできれば、顧客に対して信頼できる弁護士だという印象を与えることができるでしょう。

専門性(得意分野)

弁護士としての一般的な経験に加えて、顧客自身が悩んでいるのと同じような問題を専門的に取り扱っている弁護士には、さらに安心して依頼することができます。

特に労務紛争や企業法務などは、専門性の高い対応が要求される部分が大きいため、弁護士がこれらの業務に関する専門性をアピールできれば、顧客層の拡大に繋がるでしょう。

コミュニケーション能力

一般の方は、弁護士に対して少なからず敷居が高いイメージを持っているケースが多いです。

弁護士を知らない人にとっては、

  • 相談に行っても高圧的な態度を取られるのではないか
  • 事件・トラブルをうまく説明できないのではないか

など、依頼前の段階ではさまざまな不安が渦巻いているかもしれません。

このようなイメージを持っている潜在顧客に対して、依頼へのハードルを下げるために、弁護士の敷居の低さをアピールすることは効果的です。

たとえば、

  • 話しやすい雰囲気である
  • 親身になって話を聞く

などを、ホームページを使ってアピールすると良いでしょう。

明朗会計であること

弁護士費用については、そもそも非常に高額であるというイメージを持っている、またどのように計算されるかがブラックボックスのように思えるという方が多いのが実情です。

そこで、弁護士の側が報酬体系を明示することによって、明朗会計であることをアピールすることは非常に重要です。

厳密な報酬体系は対面相談の際に伝えるとしても、公式ホームページを見て実際に費用の大枠を計算できる程度には、弁護士費用についてわかりやすく充実した記載をすることが求められます。

弁護士紹介サイトからのおすすめ

弁護士へのツテがない人にとっては、どのように弁護士を選んでよいかの手掛かりとして有力となるのが、弁護士紹介サイト(ポータルサイト)です。

インターネット上には、全国の弁護士を幅広くカバーしている紹介サイトや、相続・交通事故・離婚などの分野別に、その分野を得意としている弁護士を掲載した紹介サイトなどが多数存在します。

こうした弁護士紹介サイトに登録をしておくと、実際に弁護士を検索する人のニーズにマッチした場合には、サイト上でおすすめの弁護士として表示されることがあります。
紹介サイトの閲覧者は、このおすすめ情報を参考にして弁護士を選ぶケースも多くなっています。

公式ホームページが完成した後は、このような弁護士紹介サイトに登録することも有力な集客手段の一つとなるでしょう。

知名度

一般の方からの知名度が高い弁護士には、当然依頼も数多く集まることになります。

一般知名度を上げるための手段はさまざまですが、一例としては、

  • 書籍の出版
  • 講演会への出演
  • テレビ、ラジオなどのメディアへの出演
  • SNSの活用

などが考えられるでしょう。

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よい弁護士とは?

丁寧なケアができる弁護士

依頼者は、事件に巻き込まれて心も体も傷ついています。依頼者は十分なケアを受ける権利があります。弁護士は、そういう依頼者をケアすることを意識しています。

依頼者の利益を考慮しているか?

依頼者の立場に立ち、依頼者の利益のために行動できるという原則を守っている弁護士が良い弁護士といえます。プライドの高さが邪魔をして、依頼者と同じ立場になって悩んだり、解決できないことがあるのはよい弁護士とは言えません。

まとめ

顧客が弁護士を選ぶ視点は、さまざまですが、重要なのは、選んでもらえるように、きめ細かな選定条件となる情報をきめ細かく、わかりやすく発信していくことです。

まずは、顧客がどういう情報を知りたがっているのか?それを意識したホームページ作りに取り組むと、結果が大きくことなってくるのではないか?と当社は考えております。

現在のホームページ作成、運用に課題を抱えていたり、新規に開設したいと考えておりましたら、ぜひ当社にご相談ください。