弁護士がとるべきマーケティングとは?

Webマーケティング
弁護士マーケティング

弁護士がとるべきマーケティングとは?

弁護士のマーケティングといえば、伝統的な集客方法として人脈を形成して、そこからの紹介というのが一般的でした。しかし、司法制度改革があり弁護士の人口は急激に増加し、従来の集客方法だけでは難しい状況も出てきています。そこで今回は、弁護士が取るべきマーケティングについて解説します。

具体的には、web・ホームページによる集客方法について、その他のマーケティング手法、そして弁護士がマーケティング戦略を練る上において注意すべきポイントをお伝えします。

WEB・ホームページによる集客方法とは?

依頼主を集めるためには様々な集客方法があります。弁護士事務所の多くが取っているマーケティング手法からその中でも重要なマーケティング戦略についてご説明します。

弁護士事務所のマーケティング手法

交流会に参加することやコツコツと人脈を形成することで依頼主を紹介してもらうという手法は弁護士の皆さんがとっている方法でしょう。しかし、これだけではなかなか事務所の運営が難しいという状況もご存知だと思います。最近取られている弁護士事務所のマーケティング手法では、以下のような方法が挙げられます。

  • WEB・ホームページによる集客
  • ブログによる集客
  • SNSやYoutubeの活用
  • セミナーを利用する集客方法

どの手法を実践するのかは、弁護士や事務所によって異なります。これは自分の事務所には合うけれど、この方法は難しいというケースもあるでしょう。基本的には、どれか1つに頼る必要はなく、できそうな集客方法を組み合わせて実行していくことが重要です。

このように、最近では弁護士事務所のマーケティング手法にはインターネットを利用した集客方法が多く実践されています。

重要視すべきは、WEBホームページによる集客とブログ集客

上記で挙げた集客方法の中でも特に重要なのが、webホームページによる集客とブログによる集客です。これら2つの方法を取ることには以下のようなメリットがあります。

  • 弁護士へのアプローチのハードルが下がる
  • 大規模な集客が可能
  • 集客のために人脈を形成する手間が省けるので、実務に専念できる

法律トラブルがあったときに潜在的な依頼者は弁護士を雇うことと検討しますが、周囲に弁護士がいなければどのようにアプローチすれば良いかわかりません。そんなとき、弁護士を探す方法として一番身近に利用できるのがウェブによる検索です。ウェブ検索で「自分の住んでいる地域・弁護士」と探せば、多くの弁護士事務所がヒットするため、この中から選ぼうとする人も少なくありません。弁護士を探すためのハードルを下げるのがwebホームページの役割となります。

ブログ集客では、依頼者にとって必要な情報を提示することで集客を図れます。例えば、法律トラブルに関する記事を書き、悩みを抱えている人が「離婚・慰謝料額」と検索した場合に自分のブログがトップに検索されれば、そこから集客を図ることができます。ホームページやブログは不特定多数の人に公開されています。きちんとした戦略を練れば、そこから大規模な集客を図ることも可能です。

また伝統的な集客方法には、集客のために人脈を常に形成してそこから依頼主を探すという方法がありますが、これには時間がかかり多大なる手間もかかります。しかし、ウェブからお客様が流入すれば、このような時間と手間を削減しその時間を実務に回すこともできます。

このように、ウェブやブログによる集客は非常に重要です。マーケティング戦略を練ろうとする場合には、真っ先にインターネットによる集客を考えるべきです。

その他に弁護士がとるべきマーケティング戦略は?

ホームページやブログによる集客方法以外にも、SNSやYoutube、セミナーによる集客方法もありました。これらにはどのような効果があるのか見ていきましょう。

SNSによる集客

最近では、SNSで集客を図る弁護士も増えています。具体的には、どのようにして集客しているのでしょうか?

SNSによる集客とは、SNSにて法律関連の問題に関する意見を発信していく方法です。事務所やその弁護士の得意分野などをアピールできるだけでなく、より身近な存在として認知してもらうことにより、潜在的な依頼主からのアプローチのハードルを下げる効果があります。

弁護士は依頼主に信用してもらわなければいけません。SNSなどの発信によって依頼する前に、ある程度の人柄を知ってもらうことができれば、依頼前でも信頼に繋がりやすいというメリットがあります。

しかし、SNSによる集客は注意も必要です。最近問題となっている誹謗中傷などもありますが、議論を呼ぶようなトピックの場合には炎上につながってしまう可能性もあります。そのため慎重に発信をしてく必要はあるでしょう。また弁護士の性格によっては、SNSによる発信が向いていないケースもあります。負担が大きいと感じるケースもあるので、自分にむいている手法をとることが重要です。

このように、SNSによる発信で認知度を高め、集客につなげるという手法があります。もっとも、SNSでの集客は認知度アップには繋がりますが、有名人ではない限り多くの依頼を獲得することは難しいという特徴もあります。ダイレクトメッセージ機能などで法律相談を受けることがあるので、そこからどう依頼につなげるかが勝負になるでしょう。

セミナー開催での集客

ウェブよる戦略ではなく、実際に人と会って集客する方法としてはセミナーの開催も良い集客方法の1つといえます。

セミナー開催による集客とは、企業などで法律改正に伴う注意点や研修などの講師を務めることにより認知度を高め、集客につなげる方法です。セミナー開催によるメリットは、セミナーで受講者や関係者に顔を広めることができるという点です。実際に顔を見て、法律に関する講義などを受けることで信頼感や親近感を持たせるという効果があります。セミナー開催では、企業などから大口の依頼を獲得できるケースもあります。セミナーの反応が良ければ再度呼ばれる可能性もあり、そこから企業法務に関する依頼を受けることもあります。

またターゲット層を絞れるという特徴もあるでしょう。法律に関する一般的な内容を講義することもあれば、内容を絞って専門分野に関するセミナーを開催することもできます。このようなセミナーを仲介する業者もありますので、事務所のカラーにあった内容に関するセミナーを開催することで潜在的な依頼者に対して訴えかけることもできるでしょう。

デメリットとしては、セミナーを主催しても多くの受講者が集まらないというケースがあることです。人気のないセミナーでは集客を図ることも難しくなります。この点を克服するには、受講者にとって必要かつ重要なテーマに絞り、わかりやすく伝える工夫などをすれば効果的な集客を実施することが必要です。

YouTubeで集客する

ホームページやブログで集客を図る方法は必須といえる時代ですが、最近では動画による集客に注目が集まっています。具体的には、YouTubeに動画を投稿して集客につなげるマーケティング手法です。

例えば、YouTuberになって、法律問題などの解説動画を作り、発信する方法があります。最近では文字ではなく動画で解説してほしいという需要も少なくないため、法律トラブルに関する解決方法などを動画でアップしていくことにより、ブログによる集客と同じような効果が見込めます。ブログでは文字による解決策の提示となりますが、動画の場合は弁護士の顔も移ることになるので、人柄や信頼感、親近感も伝えられるというメリットがあります。仮に動画がヒットすれば、有名になるため集客にも繋がります。

しかし、自分の顔を出してYouTubeに動画をアップするということに抵抗がある方もおいでしょう。またいきなり有名になることも難しいため、複数の方法を組み合わせて実行していく必要もあります。そのため、ブログやホームページに動画を埋め込むという手法もあります。ブログ記事にわかりやすい解説動画を組み込んだり、事務所をアピールできるような動画をホームページ掲載する方法はYouTuberになるよりも踏み込みやすいはずです。

このように、さまざまな集客方法があるので、自分や事務所に合う方法などを考えて取り入れていくことが大切です。

弁護士のマーケティング注意すべきポイント

最後に弁護士のマーケティングに関しての注意ポイントをお伝えします。

ウェブだけでなく従来の方法も大切に

ウェブによるマーケティング手法を導入することにより、集客が一定程度楽になる可能性は十分にあります。しかし、ウェブ集客も絶対ではないため、従来の方法に関して全て切り捨てるのではなく、必要な範囲では続けていく必要があります。

マーケティングに関しては、適切な方法を実行すれば効果は出ます。しかし、絶対的な効果が約束されているわけではありません。そのため、複数の方法を実行してその中で効果的な方法に絞っていくことが重要です。交流会への参加や人脈を形成してそこから集客につなげる方法もこれまで効果があると考えられてきた方法です。実際にこれらも実践していきながら、新しい手法も取り入れていくことで、効果的な集客方法を探っていくのが正解です。

弁護士は信頼してもらうことが重要ですので、人とのつながりは大切にしていくことも忘れないようにしましょう。

webマーケティングでの注意点

ウェブマーケティングでは、以下の点に注意してください。

  • ターゲット層を絞る
  • 役に立つ法律ブログを作る
  • 制作会社に依頼し、SEOに強いホームページ、ブログ設計をする
  • 初期の段階で依頼すること

ウェブマーケティングをする場合には、ターゲット層を絞ることは重要です。「離婚」「交通事故」「企業法務」などの分野に関して絞っていきます。必要であれば、ターゲットの年齢なども考慮していきましょう。またブログは依頼者が必要とする情報を提示できる内容にしましょう。法律的な正しさも重要ですが、わかりやすさも必要です。SEOに関する知識を導入していく必要もあるので、製作会社に依頼するのが無難です。またコストを抑えるために、できるだけ早い段階で制作会社に依頼するのがおすすめです。

以上の注意点を踏まえ、独自のマーケティング戦略を考えていくことが必要です。

弁護士のマーケティングは必須の時代

弁護士にマーケティングは不要といわれた時代もありましたが、弁護士が急激に増えた現在では真逆であり、弁護士にマーケティングは必須の時代がきたといえます。法律で人の役に立つことは大前提ですが、従来の手法だけでなく新しい手法で集客を図ることで事務所の収益の安定を図ることも重要です。

特にウェブを活用したマーケティングは重要と考えられていますので、まだ導入していない場合は今すぐ効果的な戦略方法をとり、実践していきましょう。

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