弁護士がYoutubeチャンネルを開設する方法

Webマーケティング

弁護士も集客を図るためにホームページの内容を充実させ、インターネットからの流入を図るというケースは当たり前になってきました。

最近では、これより一歩先に進んで、Youtubeチャンネルでアピールする方法が増えてきています。

大手の法律事務所などは、すでに法律事務所の名前でYoutubeチャンネルを作り、法律解説などを行っています。

そこで今回は、弁護士のYoutubeチャンネルの開設の仕方についてご説明します。作成前に準備すべきことから、チャンネルの初期設定、良いコンテンツの作り方までわかりやすく解説します。

Youtubeチャンネルの開設前にすべきこと

Youtubeチャンネルを開設する前に準備作業が必要です。実際の作業工程を見ていきましょう。

Youtubeチャンネルの前に!Googleのアカウントを紐付けよう

Youtubeチャンネルは、Googleアカウントと紐づいています。Gメールを利用している方は多いので、Googleアカウントはすでにお持ちの方も多いでしょう。

もっとも、弁護士個人のアカウントと紐づいてしまうと、事務所で共有する場合に難しくなりますので「弁護士個人がYoutube投稿を始める方法をとる」というケース以外では、法律事務所のビジネスアカウントと紐づけることをおすすめします。

1つのGoogleアカウントから複数のチャンネルを作成することも可能ですので、弁護士個人で行う場合でも将来的に法律事務所としてのアカウント作成を検討している場合には、法律事務所のGoogleアカウントを使うのがおすすめです。Youtube作成用に新たにアカウントを取得しても良いでしょう。

✔︎ ポイント

  • 法律事務所のGoogleアカウントを利用する
  • Googleアカウント1つで複数のチャンネルを作成可能
  • Youtube用に新たに法律事務所のアカウントを取得してもOK

GoogleアカウントからYoutubeへのログインの手順

それでは、GoogleアカウントからYoutubeアカウントを作成してみましょう。

手順1 必要な場合は、Googleアカウントを作成する

Googleアカウントの作成は簡単です。

① まずはGoogleにアクセスし、右上のログインボタンをクリックします。

②  次に、右下の「アカウントを作成」を選び、「ビジネスの管理用」を選択します。

③ 氏名、メールアドレスの文字列、パスワードを入力し、「次へ」ボタンを押します。この後は、流れに沿って進めていけば簡単にメールアドレスの登録が完了します。

手順2 Googleアカウントにログインする

Googleアカウントを作成、または既存のアカウントを用いる場合は、利用するアカウントにログインしてください。利用するアカウントにログインしたまま、Youtubeを検索し、トップページを開きます。

手順3  YouTubeアカウントの作成する

①  Youtubeを開いたら、ページ右上にあるログインボタンを押しましょう。Googleアカウントの再ログイン画面が出てきた場合には、もう一度ログインしてください。

② 次に、右上の自分のアイコン部分をクリックし、「チャンネルを作成」ボタンをクリックします。


③ そこからさらに中央の「チャンネルを作成する」をクリックします。

④ 「名前」の欄に既に文字列等が入っていますが、事務所名や弁護士名などチャンネルの名前にしたい文字列を入力します。入力したら、右下の「チャンネルを作成」ボタンをクリックすれば、Youtubeアカウントが完成です。

複数人で管理したり、チャンネルごとに名前を分けることができるブランドアカウントを作成するためには、ブランドアカウントの指定が必要でしたが、現在はGoogleアカウントでビジネス管理を選べば、上記の設定で名前を変えるだけでブランドアカウントが作成できるようです。

Youtubeチャンネルの初期設定

Youtubeのアカウントが作成できたら、初期設定を済ませていきましょう。

写真やバナー画像を設定する

最初に、写真やバナー画像を設定していきます。

① Youtubeチャンネルのホーム画面から「チャンネルをカスタマイズ」を選択します。上記のようなホーム画面が表示されない場合は、右上のご自身のアイコンマークをクリックして、「チャンネル」を選択してください。

②次に、「ブランディング」を選択します。ここから写真やバナー画像を設定していきましょう。

「写真」は、アイコンのようなもので、動画やコメント欄に表示されます。指定されている通り、98×98ピクセル、4MB以下をの画像をアップロードします。

「バナー画像」は、チャンネルトップ画面の上部に表示される背景です。他のYoutubeチャンネルを参考に画像をアップロードしましょう。指定通り、2048×1152ピクセル以上、6MB以下の画像を選びます。

チャンネルの基本情報を設定する

次は、チャンネルの基本情報を入力していきます。

①  「チャンネルをカスタマイズ」のページの中央部に表示される「基本情報」をクリックします。チャンネル名に関する説明を入れるテキストボックスが表示されるので、どのような動画を投稿するチャンネルなのかの紹介文を書きましょう。

② 説明文の下に、「リンク」と「連絡先情報」を追加する欄があるので、「リンク」には法律事務所のホームページのURL、「連絡先情報」に問い合わせに関するメールアドレスを設定しましょう。

チャンネル紹介動画を設定する

チャンネル登録していない人向けのチャンネル紹介動画を作成します。

① 「チャンネルをカスタマイズ」のページから「レイアウト」を選択します。「チャンネル登録していないユーザー向けのチャンネル紹介動画」の欄の「追加」をクリックし、動画をアップロードします。

紹介動画は、チャンネルにどのようなコンテンツがあるのか、誰が運営するのか、をわかりやすく説明すれば大丈夫です。チャンネルのおすすめ動画に設定すれば、チャンネルのホーム画面を開くと自動で再生されるようになります。

登録者向けのおすすめ動画を設定する

次に、登録者向けのおすすめ動画を設定することができます。登録者には、最新の動画をすぐに確認できるよう設定したり、関連性の高い動画を再生リストにまとめたりすることも可能です。

① 「チャンネルをカスタマイズ」のページから、左側にある「再生リスト」を選択する。

② 「チャンネルの再生リスト」のページの左上にある「新しい再生リスト」をクリックします。

③ テキストボックスに、再生リストのタイトルを追加します。「公開設定」は、アップロードするコンテンツが決まるまで「非公開」で大丈夫です。

再生リストは、最新のアップデート動画をまとめた「新着動画」や、関連性の高いコンテンツ(例えば、交通事故、離婚、債務整理、などのカテゴリー)をタイトルに入れると良いでしょう。

Youtubeで良いコンテンツの作り方とは

視聴者目線でどのようなコンテンツが良いかを探る

動画を制作していると製作者の気持ちが強く入ってしまいがちです。これを回避するためには、視聴者目線でどのようなコンテンツが面白いと思われているのかを調査することが大切です。

まずは既存の法律事務所のチャンネルや弁護士のチャンネルを一視聴者として見てみましょう。単純に「見ていて参考になる、楽しい、面白い」と思った動画もあれば、「見ていて飽きる、途中で飛ばしたくなる」など、いろんな意見が出てくるはずです。

良い部分は取り入れ、悪い部分は改善できる方法を考えましょう。法律関連の人気のチャンネルはもちろん、他に参考になりそうな本の解説動画などもチェックしてみるのはおすすめです。

目次を作成する

Youtubeには目次をつけることができます。ウェブの記事のように、目次で自分の知りたい情報を確認でき、目次の内容をクリックすれば、見たい動画時間に飛ぶこともできます。例え10分の動画でも知りたい内容をすぐ知ることができる設定をするということは、視聴者目線で必要なことです。

目次を作るのにちょっとした手間はかかってしまいますが、視聴者のニーズや利便性に応えられるようにするために動画には毎回設定しておきましょう。

オープニングは短めに

オープニングが重要と考え、オープニングの演出に時間をかけてしまう事例があります。しかし、Youtubeの視聴者はテレビとは異なり、早くコンテンツにたどり着きたいという人が多いです。そのため、過剰な演出は避け、できるだけ短くインパクトのあるオープニングを制作すべきです。

オープニングなしでいきなり内容に入るチャンネルもありますので、オープニングについてどうすべきか動画を撮影する前に検討しておきましょう。

自分でわからない時はどうすればよい?

弁護士のYoutube動画の作成はエファタ株式会社にお任せをください。弁護士や法律事務所のYoutube動画作成には、時間と手間がかかります。当社でも、チャンネル開設代行や、動画制作代行、YouTubeプロデュースもおこなっておりますので、お気軽にご相談ください。