Webで集客する上で、PDCAサイクルは重要になります。
この記事では、「弁護士のWeb集客の基本はPDCAサイクル」を解説します。
どのように、WEBサイトを成長させていくのかがよいのか、プロセスを理解できるようになります。
ホームページ分析の重要性とは?
ホームページ分析をすることで、自分が住む地域の住人は、どういう分野の法律相談が多いのか?ホームページは、センサーのように働き、デジタルデータとして、リーガルニーズを可視化してくれます。
- 交通事故
- 相続
- 労働問題
- 離婚
- 債務整理
どの相談内容が、どの地域によって多いのか見えてきます。エリアごとに戦略がみえてきます。また、その分布の様子も可視化できますので、今後力を入れていく分野はどの分野であるべきなのか?方針を立案できます。
ホームページ分析手法に、PDCAサイクルがあります。
PDCAサイクルとは?
P…Plan(計画) D…Do(実行) C…Check(評価) A…Action(改善)の頭文字をとったのがPDCAサイクルと呼ばれるものです。
この手法は、製造業を始め、多くの分野で活用されている手法なのですが、Webマーケティング分野でも活用される手法となっています。
PDCAの中で、重要で一般的に行われないのが、PとCです。計画もたてず、検証もせず、とにかく、DとAを繰り返す方法です。
これでは、目隠しをした状態で、全力で走るようなもので、いつかは障害物にぶつかってしまいます。
P:計画と仮説をたてることがから始めよう
Pは、計画です。
Web集客には目標と計画が必要です。例えば、30件の電話をホームページ経由でとろうと目標を設定します。目標をたてると、それに至る計画や仮説ができあがります。
- 【目標】月間30件のコール数を得て10件の受任
- 【手段】検索キーワード「交通事故 弁護士 地名」でトップ10に入ろう。1日のセッション数を100以上をとろう。
- 【仮説】コンバージョン率が1%だとしても、1日1回は電話がなる(はず)。
※コンバージョン率=目的にあった行動をする訪問数/そのサイトの訪問数
100セッションで足りるか、足らないのか、正直分からない所がありますが、1%だと仮定します。
ちなみに、コンバージョン率の一般論的な平均値ですが、ECサイトでは3%程度ですが、BtoBですと業界によってはコンバージョン率の平均が10%に達するところもあります。
D:計画を実行してみよう
まずは、ホームページを開設してみる、リスティング広告をうってみる、SNSで情報を発信してみるといった、目標や計画に従って施策を行います。
ホームページを開設した後は、法律解説記事を投稿したりして、SEO順位をあげていったり、リスティング広告に費用を割り当てていったりします。
C:検証を忘れずに
様々なウェブ施策をした後で、検索上位にきたとき、セッション数は上がっているのか?どういうキーワードできているのか?あるいは、滞在時間はながかったのか?コンバージョン率は1%なのか?などデジタルデータとして検証していくことが大事です。
一般的な数値、つまり、コンバージョン率や必要な訪問数の指標がありますが、そのデータを満たした時、仮説通りの結果がでているのか?検証が必要なのです。
コンテンツの質が悪いとは、コンバージョン率は、1%も下回りますし、コンテンツがよいと、コンバージョン率があがり、さらに受任率が上がっていきます。
よって、自分がおこなっているホームページ施策があっているのか?コンテンツは十分なのか?検証することから多くのことを得ることができるのです。
つまり、出来たことも大事ですが、できなかったことから分かることも多いのです。検証プロセスには、多くの今後の方針が生まれてきます。
A:改善しよう
検証した結果、目標に到達していない、計画通り進んでいないなどが判明いたします。その場合、原因を分析し、改善をWEB施策でおこなっていきます。
リスティング広告なら、キーワード選定にミスがないか?ホームページのCVであれば、ホームページのUI/UXの改善の余地がないか?などを検討していきます。
まとめ
PDCAを回して、自分の法律業務を強化することをお勧めいたします。
当社では、ホームページ制作して終わらず、むしろ、アフタフォローに力を入れている理由は、Web集客の仕組み上、コンテンツが非常に集客の要になっていると考えているからです。
当サービスは、法律に精通した有資格者がコンテンツを責任をもって運用してまいります。ぜひ、ご興味がある方はご連絡ください。