
エリア内で検索順位1位サイトになる近道とは??
例えば、新たに法律事務所を開業したは良いものの、同じエリア内に、ベテランの評判の良い法律事務所があったり、テレビやネットで広告を打たれ知名度が高い事務所がある場合、それを追い抜くことは至難の業です。
どうすれば、後発組はホームページの対策・SEOを用いた集客を失敗せず成功することができるのでしょうか?
「弁護士のためのSEO対策の基本と方法|Web集客入門」のページでも少しご説明しましたが、重要な点ですので、もう一度繰り返します。弁護士ホームページの内部SEO対策で最も重要なことの1つが、専門サイトの制作(たとえば、交通事故専門サイト、相続専門サイト、離婚専門サイトなど)です。
既存のホームページ制作会社は、専門サイト(サテライトサイト)ごとに、それぞれ異なる法律分野の文章コンテンツの制作まではコストがかかりすぎるために、公式サイトのみで専門サイトの制作を渋ることが多いようです。
しかし当社では、弁護士の集客を目指すなら、効果があるサテライトサイト・専門サイトを積極的に制作することをおすすめいたします。
専門サイト制作をおすすめする理由としては、以下の3つがあります
- ホームページのテーマ性を統一することで、効果が生じ検索エンジンに評価されやすい状態になる
- サテライトサイト同士でリンク交換をすることにより、リンクポピュラリティを向上させることができる
- ユーザーの弁護士選びのニーズにマッチしている
ひとつひとつ順番に見ていきましょう。
まずは「テーマ性」についてです。
ホームページが持つテーマ性の重要性とは?
弁護士業務は一般の方が想像するよりも業務分野の幅が広く多種多様で、そのすべての分野を1つのサイトでキーワード対策しようとしても、SEO効果が分散しやすくなります。
また昨今Googleのロボットは「サイトの持つテーマ性」を非常に重要視するようになってきました。
サイトのページの中に交通事故があったり、また中小企業の話があったり、離婚のページや借金のページがあったりすると、同程度のアクセスを持ったテーマ性の高いサイトと激しい競争になった時に負けてしまいやすいのです。
Googleの検索エンジンに合わせてサイト作るのは腑に落ちない面もありますが、検索上位にならないとアクセスが増えない以上、1サイト1テーマを踏襲する必要があります。これが賢いサテライトサイトの作り方です。
専門サイト・サテライトサイトの制作は、常にエリア内でトップ事務所にあり続けるために必須の要因といえます。
つまり、交通事故に専門的に扱ったサイト、相続、離婚、債務整理など、それぞれのテーマにあわせて、別のドメイン(URL)にして、サイトを作ったほうが、現状のGoogleアルゴリズム上有利に働きます。
ページランクを代表とするリンクポピュラリティーとは?
専門サイト(サテライトサイト)制作をおすすめする第2の理由として、リンクポピュラリティーを向上させることがあります。
リンクポピュラリティーとは何でしょう?
聞きなれない言葉かもしれませんが、簡単にいうとネット上で自分が保有しているホームページがどれくらい人気があるのかを示す指標のことです。
「どういうホームページから被リンクを受けているか?」「被リンクの数はどれくらいか?」をGoogleのロボットが調べて数値を決定するわけです。
実は普通に法律事務所がホームページを運営すると、ほとんどの事務所の場合、外からリンクを受ける事例は稀です(炎上だったりテレビ出演とかない限り)。
そこで一般的な事例として、質の低いリンク集に登録したり、仲の良い事務所と相互リンクをしたりしてリンクポピュラリティーを高めたりしているサイトが見受けられます。
しかしサテライトサイトを作成すれば、クリーンなリンクを自前で取得することができます。これは実際、当社のポータルサイト間でも実行しており、SEOの効果、アクセス数の向上もはっきりと確認することができました(もちろんそれぞれの各ポータルサイトの質が低い場合は、結果的に意味のないものとなりますので要注意!)
どちらにしろ単に良質な文章コンテンツを制作して投稿しただけでは、実は検索上位を狙うことができません。
このリンクポピュラリティーをどのように得ていくかがSEO対策の大きな鍵となります。
当社では低品質なリンクは絶対に貼りません。Googleにペナルティを受けると、すべてが台無しになってしまうからです。長期的な視野に立った戦略を考えながらWeb集客を進めていくことを実行していきます。
専門サイトはそもそも顧客ニーズにマッチしている
弁護士選びの重要な指標は何か?というアンケート調査・結果があります。
(詳細:弁護士とWebに関するデータ分析室)
弁護士選びのポイントは2つで、弁護士先生の”人柄、人格”と、もう一つは、弁護士先生の”専門性”です。
よって、交通事故に強い弁護士なのか?相続に強い弁護士なのか?、自分が力を入れている分野をアピールする必要があるのです。顧客の弁護士探しのニーズに、専門サイトを制作することは、顧客の検索ニーズにも応えており、サイト制作は理にかなっていることにもなるのです。
公式サイトでは、弁護士先生のキャリア、人柄、親しみやすさをアピールし、実務的な専門性は、専門サイト(交通事故、債務整理、離婚、相続等)を別途立ち上げ、アピールしていく必要があるともいえるでしょう。