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日本中にホームページ制作会社、業者は多数あります。
大手のホームページ制作無料見積もりサービスの登録会社の数は、10,000以上もあります。
ホームページ制作業者の数は、フリーランス、個人事業主を入れると数十万社はあるかもしれません。また、最近では価格競争が激しくなっております。
士業のホームページ制作を考えた時、どの業者に頼もうか?迷う所です。
この記事では、士業向けのホームページ制作会社・業者の選び方を解説致します。
弁護士ホームページ制作会社・業者選びの5つのコツ
その1.格安かどうかではなく、売り上げ向上ができるか?の視点を持つ
士業ホームページ、初期制作費用5万円のホームページ。あるいは、究極は制作費用0円で月額数千円。といった、格安競争が激しく行われています。
単にホームページを作成したいというニーズを満たすためならば、こういった業者を活用も検討してみてもよいでしょう。
価格を抑えようとすると、ページ数が減ります。ページ数が減ると、検索上位表示することは今のGoogleアルゴリズムでは難しいと言われています。
(参考:法律事務所ホームページで書くべき”質の高いコンテンツ”とは?)
Web集客を考えるのであれば、格安ホームページでは、上位表示もアクセス増加も期待できず、1日1アクセスくるかどうかで眠ってしまいます。活用されない、アクセスされないホームページでは、実は、初期制作費用の5万円でも高価な買い物なのです。
しかし、年間ホームページ運用に200万円かけたとしても、売り上げに2000万円の貢献をするのであれば、宣伝広告費用10%ですから、高くありません。
ホームページは、無形資産(情報資産)となります。つまり、毎日投稿されていくコンテンツは、半永久的に残るものです。かけた費用は資産となり、テレビ広告や、リスティング広告とは違い、掛け捨てではないというのがポイントになります。
士業のホームページ制作業者を選ぶ場合、価格が高いか安いかでの判定ではなく、ホームページ制作で売り上げ向上ができるか?の視点を持つべきといえるでしょう。
その2.かっこいいデザインだけではなく、運用力を見る
サイトで成果に上げることにこだわるなら、重要なのは「かっこいいホームページ」だけではなく、「SEOに強いホームページ」です。
かっこいいデザインは、サイトが重い、読みづらい、操作しづらいといこともあり、必ずしもユーザーフレンドリーになっていないことがあります。
売り上げ向上に必要な要素は、質の高いお問い合わせをしていただける顧客に多数アクセスしてもらう必要があります。ホームページは9割以上が検索エンジンから流入してきますから、重要なキーワード、戦略キーワードで多数上位表示される必要があります。
検索で上位に表示させる方法(SEO)が分かっているホームページ制作業者は少ないといえるでしょう。いわゆる、印刷会社から業態を変えたホームページ制作会社、デザイン会社主体のホームページ業者は、SEOを理解している所が多くはありません。
かっこいいホームページは作れても、検索上位にはランクインできず、アクセスが1日10セッションも行かないケースもあります。
検索上位にはいるためには、日々の運用が行われなければなりません。法律コンテンツを運用できるホームページ業者は少ないといえるでしょう。
士業は日々の業務が忙しく自分でWEBコンテンツを投稿する余裕がありません。安心して任せられる業者を選ぶことが重要になるといえるでしょう。
その3.士業の業務を理解しているかを見る
士業のWeb集客、Webマーケティングといった視点で考えるなら、法律業務に対する理解があるホームページ制作会社を選ぶべきでしょう。
多くのホームページを作ってきましたという業者は、かっこいい法律事務所のホームページを作れるでしょう。ただ、これでは50%の達成です。
大切なのは、コンテンツが、見に来るユーザーに応えられるのか?どういうコンテンツを提供すべきなのか?は、業者側から提案することはできず、士業の先生に構成をお願いしてくることになります。
他の士業事務所を参考にして制作することができても、戦略なしのコピペサイトにしてしまっては、Web効果をだすことはできません。
士業に特化している、ホームページ業者であって、さらに事務所の仕事内容、売り上げ構成などを把握していないと、どういうユーザーがきてほしいのか?どういうユーザーが売り上げに貢献できるのか?が分からず、アプローチすることができません。
士業事務所の業務を理解しているホームページ業者を選ぶべきでしょう。
その4.コミュニケーションがスムーズに行えるか?
ホームページ制作にはコミュニケーションが欠かせません。業者とのコミュニケーションがスムーズに行えるかどうかを確認することが大切です。
その5.カスタマイズ可能なテンプレートか?
弁護士のホームページは、業務内容やスタイルに合わせてカスタマイズする必要があります。そのため、業者がカスタマイズ可能なテンプレートを提供しているかどうかを確認することが重要です。そうでないと、思ったように自分の好みのホームページにならず、費用が高くつくことがあります。
士業のホームページ制作の相場
あくまでも相場の目安ですが、ホームページ制作費用は種類に応じて変わってきます。
現在、価格競争が激しく、コーポレートサイト(公式サイト)を初期費用5万円で受注する業者も存在します。
社名 | A | B | C | D |
主な強み | 構成案作成サービス・競合調 査・プロフィール作成マニュアル |
低価格・自分で更新できる | 士業を理解している・品位・ シンプルで明確な料金 |
調査・文章・アクセスアップ |
プラン・費用(税込) | シルバー 181,500 円 ゴールド 291,500 円 プラチナ 547,800 円 集客強化 個別見積もり |
リニューアル 87,780 円 開業パック 65,780 円 初めてパック 54,780 円 (各月額5,390 円) |
士業テンプレ 327,800 万円 コンサル型 624,800 万円 リスティング広告管理費 33,000 円/月~ |
ライトプラン 217,800 円 (月額 10,890 円) ペ |
ライティング | オプションで元弁護士の女性ラ イター |
先生執筆 | 先生執筆 | 穴埋め式テンプレート提供 |
実際の業者の見積もり例
ホームページ見積もりの雛形を以下に掲載します。
サイト企画・構築設計費 | ||||
---|---|---|---|---|
01 | サイト企画・設計 | 1 | ¥50,000 | ¥50,000 |
サイト制作費 | ||||
02 | 基本デザイン制作料 | 1 | ¥150,000 | ¥150,000 |
03 | トップページデザイン費 | 1 | ¥100,000 | ¥100,000 |
03 | 下層ページデザイン費 | 10 | ¥20,000 | ¥200,000 |
04 | 問い合わせ等フォームの作成 | 1 | ¥30,000 | ¥30,000 |
素材コンテンツ制作費 | ||||
05 | コンテンツ作成料 | 1 | ¥100,000 | ¥100,000 |
システム構築・開発およびプログラミング費 | ||||
06 | コーディング費用 | 1 | ¥50,000 | ¥50,000 |
合計 | ¥680,000 |
これは伝統的なホームページ制作の見積書となります。
この見積書となると、ページ数が増えると高額になりますから、トップページは必須ですが、下層ページを少なくして予算に収えようと考えることもあります。
ただし、ページ数と集客力は比例する部分もありますので、コンテンツがSEOが重要になった今、ページ数を減らすことは、ホームページの魅力を減らすことにもつながります。
バランスのよいボリュームを業者と話し合っていくことになります。
士業のホームページ構成要素は大きく4つ
戦略・企画・マーケティング
ホームページをどのような人にアプローチするか?Webでどのように集客するか?いかにユーザーに使いやすいか?キャッチコピーはどうするか?などを詰めていきます。
コンテンツ
ホームページに書く内容になります。戦略にあったコンテンツを入れていく必要があります。
デザイン
見た目のデザインや、印象、カラー、ボタン、アイコン、細部にいたるまで全体のデザインです。
コーディング
コンピューターは、デザインだけではなく、ボタンを押した後に希望した動作をしないとなりません。また、コーディングは、標準的な仕様で書いていないと検索エンジンが正しくサイトを評価することができません。お問い合わせフォームに内容を記述して送信ボタンを押すと、メールが飛ぶといった基本的な処理をコーディングしていきます。
先ほど述べたように、ホームページ制作会社といっても、出身母体が違うと、デザインは格好いいけど、コーディング力が弱い。あるいは、その逆があったりします。但し、一番重要なのは、「戦略」+「コンテンツ」なのですが、この当たりはユーザー任せになることがあるのが実情です。
士業の先生が依頼する場合、とにかくホームページはできたけれど、とりあえず名刺代わりのホームページを作るという目的であればそれでよいですが、「Web集客」する場合、戦略+コンテンツまでサポートする業者を選んだほうがよいでしょう。
士業ホームページ制作に関するよくある質問
士業のホームページ制作のコツとは?
1.格安か?ではなく、売り上げ向上ができるか?の視点を持つ
2.見た目ではなく、運用力を見る
3.法律業務に精通しているか見る
この3つの視点でホームページ業者を選ぶのであれば、Web集客するホームページが制作される可能性が広がります。
士業ホームページ制作の費用相場はいくら?
初期制作費用は、5万円~100万円まで幅が広いです。何が重要で、何を外しても大丈夫なのか、自分の中で軸を見つけることが重要です。
価格とサービスとの内容は比例関係にあるので、自分が納得できるサービスを選ぶとよいでしょう。
ご興味・質問があれば無料相談をご活用ください
ホームページ制作、Web集客に関する情報が多数溢れ、何が正しいか判断が難しいところ。まずは、疑問に思っていること、悩み、現状のライバル分析、なんでも構いません。お気軽にご相談ください。当社のWebコンサルタントが、実績や経験に基づいた見解を述べさせていただきます。
まずは、ホームページ制作するかまだ決定していなくても大丈夫です。とにかく、Web集客って何、ホームページ制作とはどういうものなの?という情報収集でもかまいません。お気軽にご相談してくださり、今後の方針の決定のためにも、無料相談にお申し込みください。お待ちしています。